2015年07月09日

和食の豆知識

浸し物を作るやり方は好き好きでしょうが、
基本に忠実な料理の仕方についても再確認してみるのも良いでしょう。
しょうゆに加えて味醂、更にだしと言った材料に
浸してから食すスタイルが元々の調理手順なのですが、
一方で単純に醤油をかけて終わるおひたしというのも一般的です。

お浸しを拵える際に春菊など緑黄色野菜と和える調味液の事を浸し地と呼びます。
この液は各家次第で組み合わせる素材と割合は差があるものですので、
自身が好む味つけを探し出していくと良いでしょう。
野菜は茹でた後丹念に水分を取り去る様注意してください。

魚の煮つけを料理する場合は魚の霜降作りと言う下拵えが必須なのですが、
魚特有の臭いに対処するためにも、
先ず要因となりやすいアブラと血合いを入念に処理しましょう。
さらに、霜降り以外にも塩と酒等を振りかけるなどの処理方法が効果的です。
美味な食事が作れるようになるには処理の一手間肝心です。

小松菜のお浸しが得意な私はこの頃、
聖学園の委員についてよく話題にするようになりました。